
あなたはマーケティングと聞くと何をイメージしますか。
販売でしょうか。流通経路のことでしょうか。それともよくわからないかもしれません。
実際にマーケティングと聞かれて、言葉で説明できる人は多くないでしょう。
マーケティングという言葉はアメリカから日本に入ってきたのは1955年であり
まだ60年足らずのことなのです。
マーケティングの役割
マーケティングが注目され企業が真剣に取り組む様になった背景は、
市場にモノが溢れ競争過多になることでその市場のメカニズムを
分析して戦略を考える必要が出た為なのです。
このことからマーケティングとは1部分の事を言うのではなく
すべての工程のことを表しています。
マーケティングの目標
セリング(販売)とマーケティングを混同されることがあるのですが
セリングはモノを売ることです。
他方、マーケティングとは売れる仕組み全体であり
情報提供によって顧客から「これ、欲しい!」と思わせることなのです。
「マーケティングの究極の目標はセリングを不要にすること」
と有名なピーター・ドラッカーは言っています。
これゆえに、マーケティングは最も重要な仕事であり、
経営者の仕事はマーケティングをやること、仕組みを作ることである
とまで言われています。
このことから、マーケティングを行うことで売る行為(セリング)を必要としなくなり、
マーケティングの仕組みを作り情報提供を行うことでモノが売れていく。
これこそがマーケティングがもたらしてくれるものです。
マーケティングの必要性
世の中の多くの経営者が思っている大きな間違いがあります。
美味しい料理を作れば流行る・良いものを作れば自然と売れる
これらは間違いではありません。消費者もそう思っています。
しかし残念ながら、これだけではうまくいかないのも事実です。
ではどうしたらいいのでしょう。
ここで、マーケティングの手法(活動)が必要となるのです。
マーケティング活動 ~売れる為の流れ~
マーケティングの活動は以下の8つの活動で成り立っています。
売れる為の効果的な仕組み作りはこの流れをに沿って組まれることで
効果的な仕組みを作ることができます。
1 リサーチ:お客様のニーズ(ウォンツ)を知るとこ
2 プロダクトマネージメント:商品を作る
3 プロモーション:商品を知らせる
4 コミュニケーション:商品の特徴を知ってもらうための情報提供を行う
5 価格戦略
6 クロージング
7 流通・ロジスティック
8 サポート
まとめ
この一連の活動がマーケティングであることから、
経営者の役割はセールスマンではなく優秀なマーケターである必要があります。
売れる為にマーケティングの仕組みをつくること
更にこの仕組みを加速させるのが、ダイレクトレスポンスマーケティングです。